東京タワー

1時間目の授業を確信犯的に休んで、
映画「東京タワー」を観に行った。
もう、CMや広告を見るだけでも泣いていたので、
泣きに行くようなものだとはわかってたんだけど。
ダメだね。お母さんものは。
終始、ほっぺたが乾くことはなかったです。
ストーリーはわかっているものの、
すばらしい役者さんたちで創られる映像は新鮮で、
衝撃でした。
やはり、樹木希林の演技ですね。
最後の方は、声を出さないで泣くことに必死で、
震えながら嗚咽をこらえました。
号泣です。
でも観終わった後は、すごく心が暖かくなりました。


いつかは必ず訪れるであろう現実。
私がずっと、ずっと恐れていることは起こる。
私は、やっていけるだろうか?
とても不安です。
でも、今までのお母さんと私の思い出、
これからつくる、お母さんと私の思い出。
たくさんの思い出、大切にしよう。
そしてなにより、お母さんの子供に生まれたことを
心から誇りに思う。
私も、お母さんのような人になりたいと思う。


帰ってきてから、お母さんの声が聞きたくなって、
電話をした。
私は今を一生懸命生きなければと思った。