夏のヒーロー

前期の授業が、今日で終わりました。
とてもうれしいです。
今期は前年に比べたらとても優秀な学習ぶりだったかと。
とにかく留年はしないようにせねば、と。
海の日っていいね。
そういえば土曜日から我が故郷静岡でも
高校野球の地区予選が開幕しました。
しかし今年はオリンピック、そして台風の影響で時間がおしていて
開会式をやらなかったそうです。とても残念です。
あの、開会式がまたたまらないのに。
開会式の日って、なぜかいつも無駄に暑くて、水が足りなくて
その中で聞くお偉いさんの話とか、セミが鳴き始めたり、
そして何とも言えぬ緊張感につつまれたあの雰囲気。
そのすべてが、私の心を掴んで離さないわけですよ。
出場校全部がそろったところで前方へ行進してくるときなんか、
鳥肌とおりこして泣きます。
そして甲子園球場でのそれはさらに迫力がアップ。
でも近頃は、甲子園での試合より、
地区予選のベスト16あたりからの試合の方がすきだったりする。
好カードは観に行きたいけれど。
池田高校みたいなところが上がってきてくれたらおもしろいよね。
ま、なんやかんや言っても今年は我が母校が
とりあえず静岡の夏を制します、きっと。
Aシードからのスタートだから、調整をしっかりして
一試合一試合大切に戦っていってほしい。
今でも、私たちの最後の試合が、最後の夏が終わったあとに
グラウンドで監督さんに言われた言葉は
昨日のことのようによみがえってくる。
監督さん「去年、甲子園で優勝したしころはどこだ?」
部員「・・・」
監督さん「おととしは?」
部員「・・・」
「な。どこが優勝したか、どこまでいったかなんてことは、みんな忘れていってしまうんだ。
だけど、おまえらがこの三年間、このグラウンドでやってきたことは、おまえら一生忘れないよ。だからな、一日一日を、一生懸命過ごすってことが、大切なんだ。」
できることなら、あの頃に戻りたいって思う。
だけど、違うんだ。高校野球は三年間しかできなくて、
高校の三年間だからこそ、あんなに輝けたんだ。
そして私は、新しくきた一日一日を、一生懸命に生きようって思える。
う〜。夏だね!