約束

朝、おじいちゃんの送り火。おしょろさん。
昼、お母さんと買い物に行ったりなんなりするわけだけども
知っている若者に出くわすのが怖くて怖くて
ほっかぶりして歩く。
冷や汗。
やっぱり私ってばちょっとおかしいわ。
夜、家の窓から花火を眺める。
まったく、かたや同じ火薬を戦争に使う国があるなかで
こうしてたくさんのひとがさまざまな場所で同じ花火を見上げ
きれいだねって笑える今の日本はほんとうに幸せで
世界すべての国がそんなふうに夜の花を見られたら
どんなにすてきだろうか。
最近、歳をとったせいか
原爆、終戦記念追悼式などを見てすぐ泣いてしまう。
今日の京都五山送り火中継を見ていても感じたけど
こうして何年何十年たっても
戦争を省みたり、亡きひとを偲んだりする時間を
慈しんで大切にする日本はすてきで、
いつまでもこの心は忘れてはならないなあと思った。
五山の送り火、京都にいるうちに、ぜひこの目で見てみたい。