昼と夜の間をゆらゆら揺れる

6限の教室を真っ先に出て
すっかり暗くなった夜道を息をきらして京都駅まで。
千葉までの片道切符を握りしめ、新幹線に乗り込む。
いちばん後ろの窓側の席に座って
お気に入りのクロワッサンとミルクティーをちびちび食しながら
ヘッドフォンからのゆるい音楽を楽しむ。
(ちなみに久しぶりにサニーデイ・サービスを聴いて泣いた)
点のような光が散らばっては消える夜の景色を
ぽーっと見ながら
なんとも言えない気持ちに浸る。
海底のようだ。ゆらゆら ゆらゆら
そしてわたしにとって間違いなく、これは至福のとき


甘いことばもきらきらする場所も、
ほんとにどうでもよくなって
ただただ悲しいくらいしあわせな世界を
いつだってしっかりとみてしまう。
そしてこの世界が
わたしを強くも弱くもする。
願わくば、つよく、やさしく、なれますように。


ありがとう。




そういえば、何故か浅草に行きました。
たのしかったです。