彼女

朝そこそこにちゃんと起きて朝ごはんを食べたり
シーツを洗ってみたり
お気に入りのドレッシングを買ったり(ちなみにキューピーのさっぱり塩味)
お母さんから送られてきた梨をむいて食べたり
お義姉ちゃんに手紙を書いたり
ケンタロウレシピの肉みそネギたま丼を作ったり
キョン君のうんこをとったり
読みかけの小説をのんびり読んだり
お茶をわかして湯のみで飲んだり
運動のため歩いたり
お風呂で歌を歌ったり
しっかりストレッチしたり
そしてまたそこそこの時間に自然に眠くなって
キリンジなんかを小さく流しながら寝つく。
そんな生活が今のわたしにはすごく魅力的。喜び。
「やらなければならないこと」がないとすぐ堕落してしまうわたしは
心身ともにゆとりがあって、健康的な生活というのが
「時間」はありあまっているはずなのに、気付くとできていない。
かといって「やらなければならないこと」があると
そのことひとつしか見えなくなってしまって、まわりが見えなくなってしまう。
どっちにしても、こころの方はすぐにギスギスしてきて、トゲを持ってしまう。
一言で言うと、子供なのだね。心もケツの穴も激小です。
日々の生活の、ほんの小さなことに、心から喜びを見出せるひとってすごくすてき。
たとえば、家で育てている観葉植物の葉の上に、カマキリがいた、とか。
そんなことで、夜まできゃっきゃっ言っていられるひとになりたい。
嫌なことや辛いことがあっても、だいたいのことは笑って許せるようなひと。
すごく魅力的だと思うし、かわいいし、何より楽しいだろうって思う。
そんなひとになりたいなあと思って、考えている、今日この頃です。